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●あこがれの雨竜沼湿原へ・・・  vol.3

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奧にはモウセンゴケとツルコケモモの花。
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エゾベニヒツジグサの花はとても小さくかわいいです。
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どんどん雲がぼくたちの方に向かってきます。
   
   
湿原周回コースのちょうど真ん中辺りで
お昼ご飯を急いで食べ
すぐに出発です。
普段ならゆっくりお昼に時間をかけるんですが
この風景の中ではもったいないと思ったからです。
  
  
遠くからグレーの大きな雲(霧)がやってきます。
また雨になりそうです。
  

エゾベニヒツジグサが水面に小さな花を咲かせていました。
ヒツジグサ(未草)という名前は未の刻(午後2時頃)
に咲くことからつけられたと言われています。
だから午前中にここを通ったときには咲いてなかったんですね・・・
     
     
    
     
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ミツガシワの葉っぱ。花は咲き終わっていました。
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クガイソウと夏の花たち。
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ナガボノシロワレモコウ。初めてこの名前を見たとき " 流れ星 " って読んでしまいました・・・
   
   
高原のさわやかな風が吹き抜けていきます。
そしてこの風に乗って
雲はどんどん近くにやって来ます。



雨竜沼湿原に限ったことではないのですが
ひとつすごく残念なことがありました。

こんなに美しいところなのに
ルールを守らない人がいるんです。
木道から少し離れたウリュウコウホネが咲いている沼があって
多分写真が撮りたくて
木道を降りて人の歩いた跡がありました。
その跡を見て
ここは行ってもいいんだって
また誰か次の人が行ってしまう。
悪い繰り返しです。

これを見ると
とてもがっかりします。
とくにこんな貴重な場所では
絶対にやってはいけないことです。

こんなことが行われると
木道に柵なんかされたり
トラのロープ張られて
景観がさらに悪くなるんです。

もしこんな人を見かけたら
勇気を持って注意するしかないですね・・・・
悲しいことです。
   


そして再び周りは
湿原に着いたときと同じように
真っ白になってしまいました。
  
  
     
   
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おもしろいカタチの沼です。ウメバチソウが咲いていました。
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再び雲の中で、遠くは霞んできました。
   
   
湿原の入り口付近に
見晴台というほど高くはありませんが
木で作られた見晴台があります。

湿原を一周して
またそこまで戻ってきました。
時刻は13:00頃でした。
登山道を歩き始めてから7時間
起きてからは10時間がたっていました。


下りの山道に備えて
すこしここで休憩しました。


ここまで
長かったような
あっと言う間だったような・・・
   
   
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クモの巣もあちらこちらに作られています。エサも豊富なのでしょう。
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いよいよまた雨が降り出しました。
   
   
山道を降り始めた頃
再び雨が降り出しました。
また上着を着なくては・・・

ここでカメラもバッグの中に入れました。


幸いなことに
雨は短時間でやみ
カサは必要なくなりました。
でも足下は雨でツルツルです。

滑り落ちないように
ゆっくりと慎重に、
山道を下りていきました。

急な登山道は
登りより下りの方がさらにきつく見えます。



登りに長く感じたところが短く思えたり
その逆に感じるところがあったり、
自分の都合に合わせて
人間の感覚は曖昧ですね。


そして15:30過ぎ
無事に下山出来ました。
登山道を歩き始めて約10時間です。
下りは雨が降ったこともあって
3時間もかかってしまったんですね。
自分ながらよく歩きました・・・・


実はここに来るために
少しだけ努力してきました。
12kmの山道を歩くのには
足への負担を減らす必要があります。
でもレンズ等の機材を減らすのは
絶対にダメです。
だったらあとは体重を減らすしかありません。
そして3ヶ月位前から
なるべくカロリーの高いものを控えて
体重を2kgほど減らしました。
ほんとうはもっと減らしたかったんですけど
食いしん坊のぼくにとってはこれが限界でした。(^-^)

ホットヨガは雨竜沼のために始めたわけではないのですが
予定が決まった後は
暑さ対策と筋力アップを
意識してやっていました。

いつもの撮影よりは少しだけ気合いを入れて準備したので
思ったより苦しくなく歩くことが出来ました。
歩き終わってホッとしました・・・・



靴を洗い
登山届けにチェックを入れて
そこで冷たいジュースを買いました。
普通ペットボトルの炭酸飲料だったんですけど
山歩きの後の冷たい飲み物はおいしいですね!


それにしても
一日お天気はめまぐるしく変化しましたね。
宿を出るときの大雨のままのだったら
どうなっていたことでしょうか?


歩き終わって
後で振り返ると
自分に起きている出来事は
ものすごく良く出来ているということが分かります。


初めての、たった一日の雨竜沼湿原は
何日分かの表情を見せてくれたんですね。
これは偶然起きていることではなく
すべてが必然によって起こっていることだった
そう感じました。


そして次回にもつながっていく・・・
そんな一日でした。


雨竜沼湿原の撮影が終わり
北海道の旅は稚内を目指して続きました・・・・